(8)CCB(サーキットブレーカー)操作

実運航において,CCBの操作で故障のRECOVERを行っている例ははとんどの乗員が体験しています。
 現在TROUBLEが発生した場合は,まずCCBをチェックする手順となっており,ポップアウトした場合は,CCBをリセットする操作を要求されています。
 3名編成では航空機関士がこのCCBの操作を行っていますが,2名編成では1人のパ
イロットが席を離れなければこの操作を行うことはできません。

 ヨーロッパのパイロット組合であるEURO PILOTが行った,「CCB使用についてのアンケート」に於ても,
 「CCBパネルは乗員のすぐ手の届く範囲内に設置すべさである」
 「乗員の手の届かない位置のCCBパネルでは型式証明を満足しないのではないか」
 という疑問が上がっています。

ボーイング767がホンコンを離陸後に ピトー・ヒーターのサーキットブレーカーが飛び出し,関連計器に警報が出たが,パイロットにはその原因がわからなかった。無線でホンコンの整備士と連絡をとったところ,サーキットブレーカーを調べるようにアドバイスされた。サーキットブレーカーパネルを調べたところ,当該サーキットブレーカーが飛び出しているのを発見し,それを押し込み正常に戻った。

<現場からの報告>