〔8〕乗員編成会議
1986年(S61年)10月,現場の乗員のみで組織される乗員編成会議が日航において設立され,現在将来導入する大型機の編成問題について論議が進められています。
乗員編成会議は運航本部,機良組合,乗員組合,先任航空機関士組合(S62年3月までは航空機関士会)から選出されたメンバーで構成されています。S61年10月以来11回の会議の場において,安全技術,運航環境,事業計画等の論議が行われ.S62年3月乗員編成会議として社長に中間報告が成されました。
乗員編成会議は,この中間報告をふまえ最終的な論議を重ね,S62年7月迄に最高経営会議に対し最終答申を行うことになっています。
乗員編成会議が設置されたことや,その答申を経営が尊重すると発言した事実は,日本の乗員のみならず,世果の乗員の注目をも集めています。
2名編成で作られた機材に対しても3名編成を獲得した例は,過よにおいてユナイテッド航空やウェスタン航空をはじめとする米国のB737,エアフランス航空のA310,アンセット航空のB767等があげられます。
また現在でもアンセット航空のA320,UTAフランス航空のB747−400が3名編成を獲得し,エアフランス航空ではB747−400をめぐり,エアインター航空ではA320をめぐり,3名編成獲得の聞いが続けられています。
この様に日本のみならず,世界でも編成問題に対する取組みは,今後とも更に強化されつつある状況である,といえるでしょう。