123便事故調査報告書

ボイスレコーダー解析に重大な疑義あり!  

最近、123便事故当時のボイスレコーダーの音声がTVでそのまま報道されています。しかし興味本位で音声記録の生のデータを報道することは、その目的外使用であり人権上も許されず、また今後の事故再発防止の阻害となる重大な問題です。

一方、報道によればボイスレコーダーの音声を確認したところ、「重要な部分で事故調査委員会が作成した報告書との食い違いが判明」とも伝えられています。

例えば、事故調査報告書での「エンジン?」「オールエンジン」との記述部分は「ボディーギア」と聞き取れること、また乗員の酸素マスク着用の会話が、異常事態発生から155秒後と説明しているが、実際には910秒以上経過した時点であった点など、事故調査委員会の解析に疑問を呈しています。

こうした指摘をされるのも、事故調査委員会が生のデータを航空関係者にも公開せず、密室で処理をしてきたからに他なりません。

私たちは、航空関係者に限定しボイスレコーダーやフライトレコーダーの「生のデータ」を公開するよう事故調査委員会に対し要請を繰り返してきましたが、事故の真の原因を究明するために、益々その必要性は高まっています。

 

私たちはこれらの生のデータの航空関係者への公開、123便事故調査資料を大量に破棄したとの報道の真偽、またマスコミに流されるような情報管理のあり方の問題について、事故調査委員会をただしていきます。

(機長組合ニュース 15-10)

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